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プログラムリーダーの挨拶Greet

この度、文部科学省および名古屋大学のご支援の下、名古屋大学大学院航空宇宙工学専攻として、航空宇宙教育プログラムを新たに立ち上げる運びになりました。これも偏に関係者の皆様方のご尽力の賜と深く感謝しております。

航空宇宙工学専攻は、今まで基礎的な面を重視した学生教育を実施してまいり、多くの前途有為の学生を航空宇宙産業に輩出してきました。その一方で、昨今、産業界の皆様方から、より実践的な航空宇宙教育をするようにとの強い要望が寄せられてきました。今までは人的にも経済的にも余裕がなく、ご期待に添えない状態が長く続き、申し訳なく思っておりました。しかし、幸いにも、昨今の中部地区での航空宇宙産業の飛躍的な発展が追い風となり、今回ご支援がいただけることになり、平成25年度より航空宇宙教育プログラムを新たに開設することができることになりました。

このプログラムの特徴は、従来の学生教育と異なり、産官学が一緒になって、航空宇宙教育を実施するというものです。航空宇宙産業で経験を積まれた方、あるいは現在活躍中の方、またJAXAで研究に従事している方と一緒になって、最新で、かつ新しい形の航空宇宙教育を実施していくものであります。これにより少しでも航空宇宙産業の発展に資することができれば幸いです。大学も社会に貢献することが求められており、これからは、学生の教育のみならず、社会人の教育にも、教員が一丸となって邁進する所存でございます。
今後とも皆様のご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

航空宇宙教育プログラムリーダー 中村佳朗

 

概要About Project

この教育プログラムは、これまでの大学・大学院教育に産業界からの豊富な教育人材および宇宙航空研究開発機構(JAXA)の最先端数値解析ツール、実飛行実験インフラを取入れ、基礎学理から実践までを通貫する航空宇宙教育スキームを構築・実践し、激化する国際競争の中でもリーダーシップを取れる人材を育成することを目的としています。

具体的には、これまでの名古屋大学での基礎学理・実験・シミュレーションに加えて、
①JAXAが開発した数値シミュレーションツール(FaSTAR、HexaGrid等)を取入れた計算流体力学教育およびJAXA連携講座客員教員による「航空宇宙技術研究特論」、②産業界の豊富な教育人材を活用した集中講義、航空機国際設計開発プロジェクト演習(社会人向け「Design Buildup Team(DBT)リーダーシップ養成講座」を発展させた「Global Project Leader(GPL)養成講座)」と併設の学生・社会人混成教育)、③三次元製図(CATIA)および①の解析ツールを取入れ、産業界からの非常勤講師との合同による航空宇宙創造設計、④大学実験室での「プレフライト実験」とJAXAの実飛行インフラを有機的に結び付けた実飛行実験による教育研究などによって、航空宇宙教育の更なる充実と新しい展開を実現します。

さらに、本学航空宇宙工学コース(学部)、航空宇宙工学専攻(大学院)の学生は、名古屋大学博士課程教育リーディングプログラム「フロンティア宇宙開拓リーダー養成プログラム」、中部航空宇宙産業技術センター(C-ASTEC)「航空機技術‐設計現場からのレッスン」(社会人‐学生混成教育)、ボーイングジャパン・エクスターンシップなど関連する教育プログラムに併せて参加することも可能で、産業界、国の中枢研究開発機関に生に触れながら、ますます充実した教育を受けることができます。

 

産学官連携体制/Industry-university-government

連携組織